入れ歯の種類・料金

あごの骨がしっかりとある方におススメの入れ歯です。薄くて軽い仕上がりになるため、お口の中に入れたときの違和感が少ないというメリットがあります。

お口の中に残っている歯の本数が少ない場合には、床（しょう）という歯ぐきと接する部分を金属で補強することで、長持ちをする入れ歯になります。

あごの骨が薄くなってしまい、入れ歯を入れても安定感が悪い方や、粘膜が弱くて痛みの出やすい方におススメです。シリコン素材の緩衝材を用いるため、お口にしっかりフィットします。痛みが少なく噛みやすいというメリットがありますが、素材の特性上、厚みが増しやすくなっています。

お口の中に残っている歯の本数が少ない場合には、床（しょう）という歯ぐきと接する部分を金属で補強することで、長持ちをする入れ歯になります。

歯ぐきと接する「床（しょう）」の部分が金属でできている入れ歯です。この部分を金属で作る最大の利点は、薄くて丈夫、かつ壊れにくいということです。

プラスチック製のものとは異なり、入れ歯がしならないので顎堤（がくてい：歯が抜けた後の、歯肉が土手のように盛り上がっている部分）を痛めにくくなります。また熱の通りが良く、熱い食べ物と冷たい食べ物が簡単に判別できるのもメリットです。

「BPS」とはBiofunctional Prosthetic System（生体機能的補綴システム）の略で、ヨーロッパの歯科大学と臨床医、そしてIvoclar Vivadent社が共同開発した入れ歯作製のシステムです。

Ivoclar Vivadent社によるトレーニングと試験を経て、一定の水準を満たした歯科医師・歯科技工士のみが、「BPS公認歯科医師」「BPS公認歯科技工士」として、BPSデンチャーを作製することができます。

上下のあごを1回で同時に型取りすることによって、お口の中の形態を正確に型に反映できるのが、BPSの大きな特徴です。

BPSには以下のようなメリットがあります。

健康保険適用の範囲で作る入れ歯です。

価格が安く、短期間で作れるメリットがある一方で、使用できる素材や治療法に、保険で決められた制限があります。

そのため、見た目やお口に装着した際の違和感など、自費治療で作る入れ歯に劣る面もあります。